エンジニアリング組織論への招待 〜不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング 1-3 輪読会感想

 
 
 

感想

自分が不確実性(=他者にとってのわからないこと、困ることと解釈しました。)の要因になっているというのは、どうしても気付きづらいと感じました。自分のことは、他人がわかってくれているだろうという前提で考えてしまうのは注意しようと思います。
 
エンジニアリングという行為は、何かを「実現」することです。
「何か役に立つものを」「実現していく学問」
 
という本文を受けて、改めてエンジニアリングという自分のお仕事はただコードを書くだけではなく、人の役に立つものを作り上げていく一面もあると感じました。
 
また、「エンジニアの当然」を「他の方の当然」としないようにしようと再認識しました。最近で言うと、わからないものがあったときに、必ず自分でまず調べるべきと言う前提を突きつけてしまうことを気をつけようと思いました。
 
調べ方がわからない場合もあるし、わからなかったらまず聞こうが、それが良いものとして実践している方もいると思います。もう少し歩み寄って、一緒に問題解決したり、調べ方を教えてあげたいなと。。。!
 

印象に残ったフレーズ

企業という組織は、組織全体を通じて、何かを実現するために、より曖昧な状態から具体的な状態に変化させるということを行なっているのだと俯瞰できます。いわば不確実なものを確実なものに変化させる「処理装置」なのです。