エンジニアリング組織論への招待 〜不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング 1-6 輪読会感想 全体論とシステム思考
全体論とシステム思考
システム思考
「個別最適化」が全体最適にならない問題を分析し、より本汁的な問題解決を支援するフレームワーク by ベルタランフィ
古代ギリシャ代
物事を細かく分析して全ての自然現象を説明する
要素還元主義
現在
細かい要素に注目して、総和としては全体はわからないだろう
全体論(ホーリズム)
引用P48 Kindle版
物事の全体を見ずに、自分の目的を持って狭い範囲で議論をするとうまくいかない例が上がっていました。例えば、その月のある施策によってもたらされる利益に関しても、それが長期的にどうなのか?という視点だったり、何かを犠牲にしないのか?という視点だったりです。
そこの視点に加え、視座、視野も大切になります。
- 視野は課題の見える範囲、もっと大きな問題を内包しているかどうかなどをみる力
- 視座は課題を見る高さ、より高い位置から課題の全体像を見る力
エンジニアの話の例として「良いプログラムとは何か?」最初に話し合う話が出てきました。もう少しこういう方がいいよというアドバイスをもらうときやするときは、プログラミングに限らず、なぜそれを伝えているのか、自分は全体像をどう考えているのか伝えようと思いました。
社内では、
Twitter連携を例えば導入したとして、それで終わりではなく導入した後に何をするのか、同数値を取るのか、なんのためにやるのか…
など、施策の中長期的な視点を持つのが大事だよねという話が出ました。
マネージメントでは個人を見るという立場もあるが、関係性を見るという視点に驚きました。
ひとこと:微分が出てきた…👀 数学の振り返りをしなければ。雑談の重要性。