20220711_交流や学びが起こる読書会の仕組み

入社1週間で読書会に参加!中途新入社員が感じたペパボの参加しやすさとは? - Pepabo Tech Portal
初めまして!WEB エンジニア 3 年目の ほりゆう と申します。7 月 1 日からペパボの SUZURI 事業部で働いています。 趣味はマジックで、元々文系出身です。過去に国語科の高等学校の教員などをしておりました。 今回の記事では、そんな私が入社してすぐにペパボの読書会に参加した時の 参加しやすさ に関する学びを紹介します。 ペパボの雰囲気を知りたい!という方にはぴったりだと思いますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。 それでは、よろしくお願いします。 ペパボには事業部や職種、入社年数などを気にせず気軽に読書会のできる雰囲気がありました。 この雰囲気は、読書会自体の工夫やペパボの大切にしている文化によって作られるものだと感じました。 まずは、簡単に私が今回参加した読書会の全体像をお話しします。 広木 大地『エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング』 技術評論社 2018 年 2 月 22 日 「2-4 内心でなく行動に注目する」の章まで皆さんと読みました。 SUZURI に関わるデザイナー、エンジニア、マネージャーなどさまざまな職種の方が幅広く参加していました。 今回の読書会は、SUZURI のプロダクトマネージャーである みるてぃさん が企画してくださいました。 組織やチームが大きくなる中で多様な働き方も増え、改めてコミュニケーションの取り方を考えていきたいと思い、こちらの本を選んでくださったそうです。 私は入社して 1 週間で、今回の読書会に参加しました。 なかなか入社したばかりだと、会社のメンバー同士のイベントなどには参加しにくいのが常だと思いますが、非常に参加や交流がしやすかったです。 その理由を考えてみたので、是非ご覧ください。 まず、ペパボには参加のしやすさにつながる文化が言語化されて、広がっています。 それは 「やっていき、のっていき」 という文化です。 詳しくは CTO あんちぽさん のこちらをご覧ください。 Slack での読書会の提案や投稿に「いいじゃん!」というリアクションが集まり、外側から見ているだけでも「なんか楽しそうだな...」という気持ちになりました。 本来、何も工夫がない場合だとここから「参加しよう!」という気持ちになるまでのハードルは、非常に高いです。 しかし、ペパボの場合この「やっていき、のっていき」文化が広がっており、パートナー皆さんが実践しているので自分も勢いで参加することができました。 具体的には、以下のような参加表明をする際の心理的な安全性があったからです。 Slack でのやりとり 投稿に絵文字でリアクションをするだけではなく、すべての回に参加できる方、たまに参加できる方、参加できないけど良いと思った方を問わず実際にレスが多く付いていました。 これくらい皆さんが反応していると、自分も参加しても大丈夫かなと思えました。 読書会の際中でも参加者が発言しやすかったり、意見交流ができたりする工夫がされていました。 主催者の方によって進め方はそれぞれですが、今回の読書会では以下のような形式で進んでいきました。 回ごとに 1 節を読んでくる 事前に Notion の読書会シートを埋める、他の人の刺さったポイントにアイコンを置く 当日に内容について話し合う 特に今回は 2 を紹介します。 この読書会の事前準備では、自分の感想をあらかじめ書いてくるというよりも、心に残った部分や何か思ったことがある部分を引用してくるのがやることでした。 また、他の方の引用しているポイントを見て、自分も共感した気持ちがあればそこに「刺さった人」として自分のアイコンを置きます。 この刺さった人の仕組みがとても良くて「自分が引用した場所に共感してくれる人がいたんだ」と思うことができました。 読書会の当日は、 みるてぃさん がファシリテーターになって書いた人を中心に、意見や感想を聞いてくださったのですが、他にも刺さったと書いてくれている人がいたので発表がしやすかったです。 今回の読書会では、大きく分けて本の内容からの学びと読書会全体を通じての学びがありました。 本記事ではペパボの「やっていき、のっていき」文化や読書会の仕組みについて特にご紹介したいため、本の内容は特に、印象に残った内容のみをピックアップして少しだけ触れる形にします。 他人の観測できる部分を見いだし、不確実性を削減していくようにコミュニケーションを取ること 私が特に学びになったと感じた点は、 他者の分からない部分に関して無理に理解しなければならないと奔走したりせず、観測できる部分を見ようとしたり、傾聴やリフレーミングによるコミュニケーションを心掛けよう ...
 
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