エンジニアリング組織論への招待 〜不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング 2-1 輪読会感想 メンタリングで相手の思考をリファクタリング
メンタリングで相手の思考をリファクタリング
「相手の思考をリファクタリング」というのは、こちらの考えで相手の思考を変えたり操作したりという意味ではなかったです。
本節では部下と上司、メンターやメンティーの関係性において大切なことを言及していました。
刺さったポイント
- メンティーに対しての向き合い方
上2つは意識していたのですが、そもそも階段(=課題などを指す?)を楽しませるという発想はあまりなかったので、今後取り組んでいきたいなと思いました。
- 「考える」と「悩む」の違い
一方で、「考える」ときには、メモ帳やホワイトボードなどに課題を書き出し、分解したり、具体化したりといったことや、次に進むために必要な情報を書き出して調査したり、さまざまな事例や論文を調べたり、数値解析をしたり、関連するアイディアをクリップしたり、本を探しにいったりと、何か忙しく行動をとっています。
マネジメント側も、部下側もこの違いに関して知っているだけでコミュニケーションがうまくいくと思いました。「この人今悩んでいるな…」という様子だったら声をかけた方がいいし、一見大変そうでも「考えているからそっとしておこう」などの対応ができそうです。
この後に、前章と関連して悩んでいる様子は観測できず、考えている様子観測できるとあり、本当にその通りだなと感じました。「こんなに頑張っている(悩んでいる)のに!」という不満は、このギャップから生まれるのかなと思います。
要するに「考える」は行動で、「悩む」は状態
刺さりますね。。。
自分はまだまだメンター経験があるわけではないですが
- 相手に期待値を具体的に伝える
- 課題を楽しませる方法を考える
あたりを意識したいと思います。
社員さんのお話
コードレビューの際も「こういう考えでこれが良いと思うけど、どう思う?」と言ったやりとりがうまく行われている。→相手に考えて、気づいてもらうことが大切。
追記
今回から輪読会の感想をフォーマット化してみようと思いました。
- 短い感想
- 刺さったポイント+そこから考えたこと
- 他の方のお話